小説:恋するパンヤ

恋するパンヤ⑬




パーキングブロックに沈む後輪を、みぞおちに感じて車を停める。

ウィンドを上げる。名刺入れを胸に、封筒片手に。

ルームミラーで鼻毛確認。大丈夫。顔の脇にアイビーグリーンの自転車が映る。

彼女はいるようだ。車を降りる。



2回ノックしてドアを開ける。

会社名を告げると、奥からどうぞと奏でるような声。

「失礼します」来客用スリッパに体を浮かせて事務所の中へ。

カウンタの向こう。事務の女性がPCモニタから半身ずらして

こちらを見つめている。

「請求書をお持ちしました。遅れてすいません」

彼女は笑顔で立ち上がる。「はい、確認しますね」

封筒を受け取り、その場で中身を広げてカウンタに並べて。

フロストピンクのDr.Gripで確認箇所めがけて用紙を点々と叩いていく。



「寒くなってきたから自転車は大変でしょう」

チェックが終わるタイミングを見計らって僕は話しかけた。

彼女の愛車がアイビーグリーンの自転車だということを僕は知っている。

通勤中の姿を見かけたことがあるからだ。

「そうなんです!」彼女は手を止めて、上目で僕を向いた。

「もうイヤマフ必須ですね~昨日から手袋もしています」

紺色のカーディガンが細身の彼女を一層儚げに感じさせる。

一見冷たい表情の彼女が話し出すと柔らかな笑顔に溶け出す様が

とても可愛らしい。



早めに郵送すれば済む請求書を、締め切り間際に慌てて持ってきた

体を装うのは彼女と話すきっかけを求めての算段だった。

用件だけで帰っては進展がないので、何か話題を見つけて話すようにしている。

幸い今日は事務所にいるのは彼女だけ。

多少世間話をしていても他の社員に妙な顔をされる心配はなかった。



「あっ!」請求書に視線を戻した彼女が声をとがらせた「間違っています」

一部の表記が正式名称ではなく、略称で書かれているため

処理が通らないかもしれないという。

「書き直してきます。すいません」

「こちらこそ、ちゃんと通達できず申し訳ありません。正式名称の載っている

書類を印刷しますから」

モニタの前に戻る彼女。マウスを捌き、キーボードを弾く。



「あれ」今度は困惑した声。「補足を書き加えておこうとしたら、

文字入力がおかしくなってしまって…なんでだろう」

何度かキーを打ち直してみるも彼女の表情は浮かない。

「ちょっと見てもいいですか」

彼女が了解してくれたので僕は失礼してPCの前に移動した。

見るとエクセルのセルに"道の地も那須賃値"という謎の文字が置かれている。

「かな入力になってますね」

「あぁー」

ALT+[カタカナひらがな]キーでローマ字とかな入力を

切り替えられることを説明。

「何かの拍子で切り替えてしまったのかもですね」

彼女は表情を緩ませて申し訳なさそうにお礼をのべた。

僕は彼女の役に立てたことが嬉しくて、立場を忘れて相好を崩しそうになる。



よく見ると彼女のモニターには付箋紙が所狭しと貼り付けられていた。

太文字で記号が書いてあったり、ゆがんだウサギの絵が居たり面白い。

デスクトップは特に飾り気もない。セルリアンブルーの壁紙。

しかしタスクバーに目を落とすと




 





 


Pan















!!

















「そのマーク・・・」

「あっ」彼女は恥ずかしそうに手を左右に振った。

「これゴルフゲームのキャラなんです」彼女は小さく舌を出す。

「仕事が退屈なときにこっそり遊んでいて・・・所長には内緒ですよ」



「ドルフですよね」

「え・・・わかるんですか?」

「僕もパンヤやってます!」

「ええっー」



取引先の事務員さんが・・・まさかのパンヤ好き。



聞くと彼女はもうワールドプロBというベテラン。

セミプロになったばかりの僕にとっては大先輩である。



「スコアがいいときに電話や来客があると、もー!って思うんです」

その後は他の社員が帰社するまでパンヤ話で盛り上がり、

フレになる約束まで取り付けた。



なんて偶然だろう。

墨色の空が大観の屏風のように輝き、さんざめく。




これからはパンヤ上でも彼女と会えるのだ―




淡い期待を胸に、僕は浮くような気持ちで事務所を後にした。


















------------------------------------------------------

妄想乙w

久々の更新がこれとかw

例によって100%妄想話さねw

セルフにワンピースが実装されたと聞いたので

描いてみたいと思っているんだけど、なかなか手を出せなくて(^-^;

そのうち挑戦してみる~

ブログもたまに更新するさねヽ(´▽`)/



| | コメント (5)

恋するパンヤ⑫

本日セルフデザイン露天にて、はるれいがセルフ職人引退会見を行いました。以下に会見の模様を掲載いたします。

----------------

●はるれいあいさつ

「本日はお忙しい中、私はるれいの引退会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。引退に関しては、昨年末頃から3月いっぱいで引退するということを決意しながら露天に立っていたので、急にどうこうというわけではないです。今後については、まだまだ不透明な点がたくさんありますので、この場で明確なことは言えないので、申し訳ありません」

●質疑応答

Q:引退を迎えるにあたっての今の想いを聞かせてもらえますか?

「気持ちは、やり切ったという気持ちが非常に強いですし、何も不満無く充実した3年間だったと、今振り返れば感じます。また、こうして記者会見を開いていただいて、本当にありがたく幸せな気分でいっぱいです」

Q:引退を発表するタイミング、セルフ露天の状況を考えるとむずかしい面もあったと思いますが、そのへんはどう考えていましたか。

「いろんなタイミングを考えていたんですが、セルフ作成依頼をいただいたり、デニムを描いたり、ついつい続けてしまい辞め時を決めかねていたので、エイプリルフールという嘘か本当かわかりづらい不透明な状況で宣言して自分の中で決別してしまおうと考えて、今日にしました(笑)」

Q:これまでセルフ職人を続けてきて、いちばん良かったな、うれしかったなと思った瞬間というのは、どういうときですか?

「俗に言う黄金期というものを築けたというのが、いちばん良い思い出かなと。またセルフをはじめたときに目標が2つあって、1つは『誰かのブログに自作セルフを紹介していただく』ということで、もう1つは『2ちゃんで晒される』というものでした。はじめて紹介されたのはゴルファーさんのニシムクサムライだと思います。その記事を引用して紹介してくれたピロ164さんのピロッとゴルフ?パンヤを見たときは本当に嬉しかったですね。2ちゃんでも一度晒されました。版権物ばかり描いていたのでちょっと目をつけられたみたいで(ブログ炎上あるかも)と身を固くしましたが、特に何もなかったですね(笑)」

Q:ここまで応援してくれた方々に伝えたいことは?

「多くの方に応援していただき、本当に感謝の言葉を並べても並べても足りないくらいなんですが・・・。僕は誰よりもセルフを愛していますし、セルフの力になりたいという気持ちは誰よりも強かったと思うので、もっと盛り上げていければよかったんですけど、時間も力も不足していて申し訳ないと思っています」

Q:セルフでの思い出深い出来事があれば教えてください。

「出来事は・・・とにかくセルフ仲間に恵まれたので、セルフ界を代表する職人たちと切磋琢磨しながら(いじりながら)露天に立てたこと。そしてサッカーを愛する人達との出会い、ネタを楽しんでくれる懐の大きいプレイヤーたちに絡んでもらえたというのが、いちばんの思い出だと思います」

Q:数多くのセルフをつくってこられましたが、とくに愛着の強いセルフはありますか?

「えーと・・・やはり職人としての転機となったエリッカムですね。初期の作品なんですが未だにこれを超える作品をつくれていないと思います。サッカー好きな人にもそうでない人も気に入ってもらえた幸せなセルフです」

Q:セルフをはじめたときの自分と、今の自分と、セルフ職人としていちばん変わった部分は?

「変わった部分というのは、今はまだまだ自分自身が未熟なので、そういったものは判断できませんが、僕はセルフを描きはじめたときから『自称天才絵描きです』と豪語していました。それが3年経って、活字なんかも含めて『天才はるれい』『奇才はるれい』と呼ばれるのは、自分のもっとも好きなフレーズですし、自称ではなく本当に天才!と言ってもらえることもあって、はるれいは天才なんだと『どんなセルフ描くのかみてやろうじゃないか』という見る人の意識も含めて、お世辞であったとしても、それが3年間で浸透できたというのが、僕にとっては有言実行できたので、それが自分の自信になりますね」

Q:セルフ愛という言葉がありましたが、他のネットゲームにはないセルフデザインの魅力というのはどういうところですか?

「一概にひとつの答えはスパッと言えませんが、自分の作品が販売という形ですぐに評価されることだと思います。同じ条件、同じツールでつくるわけですから技術だけではない能力、才能やアイデアで勝負できる点は他にない大きな魅力です」

Q:3年間のセルフ生活で、後継者と感じる職人はいたでしょうか?

「自分のセルフがきっかけでセルフをはじめてくれた方たちは、後継者という言葉は違いますけど応援していきたいし、セルフ界を盛り上げていってほしいなと思います。」

Q:セルフ界のベテランとして、今のセルフ露天がどのように映っているかということと、今後に向けてアドバイスがあれば。

「パンヤ自体の人口が減り、相対的にセルフの需要が減少していると感じています。ゴルフに関してはコース追加や週替わりのイベントでユーザーを飽きさせないような工夫を凝らしていると思います。翻ってセルフは2009年に開催されたセルフデザインコンテストがピークで、その後セルフ職人支援となる1号店2号店を展開したものの1号店は消滅。2号店は継続するも特集は止まっている状況です。海猿セルフデザインコンテストを最後にセルフ系のイベントは一切なくなってしまいました。今のセルフ露天は貴重な愛好家と、ベテランの職人で保たれています。もっと注目されるためにセルフコンテストやファッションコンテストのようなイベントがあってほしいと思います。みなさんは第1回印象派展をご存じでしょうか?1874年にモネ、ドガ、ルノワール、セザンヌをはじめとした画家たちが私的に開催した展示会です。モンマルトルに集った画家たちが自分たちの新しい手法の絵画を世に広めるために行ったものと言われています。その後の印象派の隆盛は周知のとおり。運営が動かないなら自分たちで動こう。そのような勢いで『第1回ネタSDコンテスト』を実施できたのは意味のあることだったと思います。継続して開催できたらもっと広げていけたのかもしれませんが、力不足で申し訳ありません。でもセルフはもっと評価されるべきです。モンマルトルの丘にあるテルトル広場では今でも画家たちが集まり、観光客に似顔絵を描いているそうです。そうした息の長いセルフ文化を、みなさんで根付かせていってほしいと願っています」

以上

| | コメント (8)

恋するパンヤ⑪

ねこんさ終了のお知らせ

この記事を最後に当ブログ"ねこんさ"を終わろうと思う。

パンヤに飽きたとかそういうことではないんよ。

(ゴルフしてないのに飽きたも何もないさね ゚ー゚;)

どうしてかって・・・

理由はわからないんだけどさ、単純にブログが書けなくなった。

今まではね、いくらでも書きたいことがあって

時間を惜しまず(恥も忍ばず)変な記事や小説までも書いてた。

セルフも、ネタが切れたなんてことは一度もなくて

常に描きたいものが頭にあって

休みの日は一日中ひたすらそれを表現していた。

でも最近は「何か描きたい」という気持ちはあるんだけど

まるでアイデアが出てこないし、意欲もわいてこないんだよね。

わしは絵や小説ってものは、年を経る程に、経験を重ねる毎に

より良いものをつくれるようになるんだと思ってた。

でもそんなことなかった~

サッカー選手に"旬な時期"があるように

創作活動にも適当な時期があるのかもしれない。

ルノワールだって晩年の絵はまるで別物だもんね。

きっと、わしにもノッてる時期があったのだけど

いまはそれが潰えてしまっているんだと思う。

環境やら精神状況やら要因はいろいろなのかなぁ。

(レイソルが好調すぎて満たされているせいだったりしてw)

つまりね、最近の更新率の低さは、わしがそうした状態だからでさ。

気づいたら本筋から外れたサッカー記事だけが

不定期に連なっていくだけのブログになってしまっている。

このままではよくない。

一旦区切りをつけないと、と思って・・・

自作セルフの紹介からはじまったこのブログ。

振り返ればブログとセルフをきっかけに多くの人と知り合うことができた。

気づいたらフレは80人になっていたんだよ。

ゴルフやらずにこんな人って他にいるのかなw

ブログやっていてイチバン嬉しかったのは、

わしが思い上がって描いたB型セルデザ講座を見て

セルフをはじめてくれた人がいたってこと。

特に aricia☆さ、sakiさ、momijinさ は買い専門の人だったのに

B型セルデザ講座をきっかけに描き始めてくれて、

今では飛ぶ鳥を落とす勢いのセルフ職人になってしまった!

(でも・・・揃いも揃ってドット系職人なのはどういうことなのw)

あと切っても切れないのがサッカーユニさね。

削除の嵐にも耐えてユニを描き続けた

ゴルファーさ、大豆さ、K-ON!さなどの仲間がいたので

わしも心置きなく暗躍することができたさねw

そうしたユニを見て、

自分の好きなチームのユニを描こう!

と決意してユニつくってくれた人がいたのは嬉しかったなぁ。

オフ会なんかブログがあったからできたことだった~

ブログ記事で自分のことを知ってもらえたし、

コメントやパンヤ内のチャットでみんなの人柄を知ることができたから

まるで知らない人と会うよりよほど気楽で、話題もあったよね(o^-^o)

ゴルフ記事は・・・本当に無いに等しかったのう(^-^;

ゴルフ、つまらなくてやらない訳じゃないんだよ。

他にやりたいことが多すぎて、ゴルフに進めなかったってだけw

わしはショットに芸術性を求めてしまうから(ぉ

結果的にスコアは推して知るべしとなってしまうのさ~

それでもこれだけ続けているのは、やっぱりセルフが好きだから。

ねこんさは終わっても、セルフは地味に続けていきたいな。

最後に。

今までこんなブログを見てくれていた方、コメント書いてくれた方、

本当にありがとう。

慌ただしい日常の中でありがたく、意欲につながっていたさね。

楽しんで見てもらえてたなら嬉しいな。

それでは寂しいけど、皆様のご多幸を祈りつつ・・・

ここらへんで"ねこんさ"での筆を置くことにしまし。

それではまた、いつかどこかでヽ(´▽`)/

                             ねこんさ FIN

ちょっと待て~い!!

はるれいは

ねこんさを

やめへんで~~~!!

次記事より"新ねこんさ"がはじまるよ~~!!

------------------------------------------------------------

妄想記事乙!

えーと、つまり・・・終わらないんよ(爆

ごめん、まだ続けさせてねw

"終了のお知らせ"ってやつを、一度書いてみたくて(爆

更新頻度の落ちている今ならあり得そうな感じ?と思って・・・

あ、モーニングスター振り上げるの止めてくださいΣ(;・∀・)

新ねこんさとして新たなスタートを切ろうと思ってるのは本当~

トップページにいろいろ盛り込みすぎなので

もう少しシンプルしたいなぁって。

普通のブログの日記形式のほうがいいかなとも考えてる!

頻度が低いのは変わらないかもだけどさ

パンヤの記事もなるべくがんばるよw

そもそもレイソル優勝の記事を書かずして終わるなんて

あり得ないもんね(*゚ー゚*)

というわけで・・・

今後もねこんさをよろしく頼むw

はじめに
キャバクラで席についた女の子がパンヤ好きだったら
カフェで隣の席に座った女の子がパンヤ好きだったら
セルフ職人に突撃オフ(前編)
セルフ職人に突撃オフ(中編)
セルフ職人に突撃オフ(後編)
クラブねこんさ立ち上げ
セクシーパブで席についた女の子がパンヤ好きだったら(18禁)
無言部屋でパンヤをしているリア充の裏側
「お見合いパーティーinパンヤ」のご案内
ねこんさ終了のお知らせ

| | コメント (13)

恋するパンヤ⑩

ねこんさ主催 「お見合いパーティーinパンヤ」 のご案内

■ 内容

【会場】  プラベ3 部屋名 「ねこんさお見合い」

【会費】  男性 30,000PP 女性 15,000PP 

【参加資格】  ビギナー以上の方

【募集人数】  16名(男性8名/女性8名)

【服装・格好】  お好きな装備でお越しください。

(所有PP1,000万PPからのエグゼグティブパーティーは後日ご案内致します)

■ 当日の流れ

① 自己紹介タイム

男女対面に並んで、ササで3分ずつ会話をしてください。

順番に会話して全員と話し終えたら終了です。

相手に印象を残すためにはファッションも重要な要素となります。

お気に入りの衣装やセルフで望みましょう。

② ゴルフフィーリングチェック

3ホールの4人対戦をしていただきます。

メンバーを変えて3回行います(メンバーはこちらで指示します)

ゴルフプレイ中の挨拶、会話、打つ時間などからあなたの感覚に合う方を探しましょう。

③ フリータイム

チャットルームに戻り、20分間自由にトークしてください。

気になる方にササするも良し、白チャでみんなに自分をPRするも良し。

ササなので誰と誰が話しているかわかりません。人気ある方にはササが集中します。

中々返事が来ないときは対応に追われているか、あなたに興味がないときです。

相手の気持ちを推し量る目安となります。

④ ファイナルアンサー報告

最後に気に入った方1名を主催者にお伝えください。

両者のお気に入りが合致したら、見事カップル成立となります!

皆さんの前でそのカップルを紹介しますが、

どうしてもあきらめきれないという方はここで

「ちょっと待った!」

と叫んで下さい。

意中の方に、ラストアピールをすることができます。

そこで相手の気が変われば新カップル成立です。

受け入れられなかったときは、どこかに走り去ってください。

カップリングされた方はフレ登録していただき、その後はお任せいたします。

参加希望の方はコメント欄に記入してくださいね。

上記の通り、募集人数は男性8名、女性8名となります。

16名に達した時点で締め切らせていただきます。

パンヤ上でお見合いパーティーなんて・・・と思われるかもしれません。

でもネットなら積極的に話せるのに~という方も多いはず。

出会いのきっかけのひとつとして、ぜひご参加ください(o^-^o)

-------------------------------------------------------------

例によって妄想企画乙( ^ω^ )マタカ

パンヤ内でお見合いパーティーやったら面白いかも~

と思って妄想してみた!

実現したらパンヤでの人間関係に微妙な軋轢が生まれそう(^-^;

はるれいは一度だけお見合いパーティーに行ったことがあってね・・・

数年前のことだけど、彼女なんていない時期に先輩に誘われてさ。

まさに上記のような10対10のパーティーだった。

何を話したかとか全然覚えてない~

展開早すぎて相手のことなんて知ることできなかったよ(笑

でも最終的に1組だけカップル成立してさ。

な、なんとわしだけ~!!

すごいでしょ、ありえないでしょヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

先輩にブーブー言われたけど、わしも悪い気はしなかった。

でで、その日はメール交換して別れたんよ。

しかし次の日・・・

メールしても返事こなーい!!

終了~( ´_ゝ`)フッ

ああ、サクラだったんだと気づき・・・

世の中そんなうまくいかないと悟ったあの日あのとき。

はじめに
キャバクラで席についた女の子がパンヤ好きだったら
カフェで隣の席に座った女の子がパンヤ好きだったら
セルフ職人に突撃オフ(前編)
セルフ職人に突撃オフ(中編)
セルフ職人に突撃オフ(後編)
クラブねこんさ立ち上げ
セクシーパブで席についた女の子がパンヤ好きだったら(18禁)
無言部屋でパンヤをしているリア充の裏側
「お見合いパーティーinパンヤ」のご案内
ねこんさ終了のお知らせ

| | コメント (10)

恋するパンヤ⑨

弱った小鳥を抱くように、

華奢な両腕で僕の頭を抱えて、

彼女は僕に唇を重ねた。

柔らかで不安定なゼラチン。

熱を帯びたシェルピンク。

骨まで溶けていきそうな

不自然な甘さを感じて身構える。

彼女は目で妖しく笑う。

やおら、侵入してきた舌の淫靡な感触に

抗う気持ちは消えた。

神経が隆起して痺れ、快楽に震える。

彼女の舌が僕の一部のようにうごめく。

僕も舌を絡めて、そして彼女の唇を侵す。

彼女のココアブラウンのストレートヘアを

指で梳いて撫でる。

彼女と目が合う。マルーン色の瞳が揺れている。

いつまでも、ずっとこうしていたい・・・。

思っていることは一緒だろうか。

しかしこの時間が永遠に続かないことを

僕らは知っていた。

「出番よ」

唇を離して、彼女は囁く。

薄れていく甘い感触。

僕はモニタを見た。

Ss1_4

あなたがプレイする番です。

浮かぶウィンドウ。

[60] 無言部屋  ストローク  3 H (3/3)  60秒

WihiteWizのシャッフル3H。

僕はここで3人対戦プレイをしている真っ最中で、

僕の出番が回ってきたのだった。

最終ホール、ピンまで155Y。

「123 456 789 000」

チャットウィンドウで素早く計算。

パンヤ!

光の粉を捲いてゆるやかな弧を描くアズテック。

しかし落下地点は大きく外れてピンから離れた処に落ちた。

グリーンを捉えただけ良かった。

「ざんねん」

なだめるように僕の頭を撫でて、

彼女は自分の胸元に、そのまま僕の頭を導いた。

JOCOMOMOLAのやさしい生地を通して

柔らかな胸の感触が伝わってくる。

静かな鼓動、籠もる熱。

幸せな圧迫感に埋もれていく。

何もかも忘れてこのまま寝てしまいたい。

包まれた双丘の中で薄れゆく意識。

・・・

しかしまた出番が回ってくる。

Ss2_4 

起き上がり、モニタに向き直る。

惚けた頭を振りつつ、最後のパットを沈める。

乙~

おつかれさまでした(*^.^*)

ありがとうございました♪

無言部屋でも最後の挨拶は忘れない。

そのとき、鐘の音と共に獲得経験値2倍期間終了の

アナウンスが画面上段を流れていった。

「2倍が終わったからゴルフはもういいよね?」

嬉しそうに彼女が腕に絡みつく。

「これでずっと」彼女は跳ねるように笑った「くっついていられる」

夜の3ホールがはじまろうとしていた。

--------------------------------------------------

妄想乙(゚ー゚;

無言部屋でパンヤしているリア充ってどんなかと思って(爆

あの他の人のパッドを待っている空虚な待ち時間に

スポットを当ててみたお(゚ー゚;

もしこんなリア充がいたら・・・うらやまけしからん(笑

はじめに
キャバクラで席についた女の子がパンヤ好きだったら
カフェで隣の席に座った女の子がパンヤ好きだったら
セルフ職人に突撃オフ(前編)
セルフ職人に突撃オフ(中編)
セルフ職人に突撃オフ(後編)
クラブねこんさ立ち上げ
セクシーパブで席についた女の子がパンヤ好きだったら(18禁)
無言部屋でパンヤをしているリア充の裏側
「お見合いパーティーinパンヤ」のご案内
ねこんさ終了のお知らせ

| | コメント (15)

恋するパンヤ⑧【18禁】

あなたは18歳以上ですか?

        YES  /  NO

恋するパンヤ⑧

L字型の席に案内された。

使い捨ておしぼりを剥いて

渇いた両手を湿らせる。

叩きつけるようなトランスミュージック。

高速回転するミラーボール。

かまいたちのような光の刃が店内を傷つけていく。

お酒と煙草と香水の匂い。

無闇に早まっていく鼓動。

「20番にレイカさん、21番ナミさんお願いします」

早口のアナウンス。

(声が田中リングアナに似ている)

そう思いながら僕は女の子が来るのを待っている。

ここはセクシーパブ "越後湯沢屋"

別名おっぱいパブともいう。

気づいたら繁華街のこのお店に入店。

人肌が恋しくなっていたのだ。

セクシーパブとキャバクラの違い―

一言で言えば触れるか触れないかだ。

横に女の子がついて会話を楽しむのは一緒。

ただセクシーパブには"おっぱいタイム"というのがあり、

女の子が胸を出して膝の上に乗ってくれる。

そのときだけは胸を触ることができるのだ。

何も考えずに触りたい・・・僕はそう思っていた。

「こんばんわ♪」

10分程待って現れた女性。20代半ばだろうか。

スレートグレイのランジェリー姿。

ウェーブがかったブロンドのロングヘアー。

純粋で素朴な表情。穏やかな双眸。

ランジェリーから零れる胸元に

いきなり僕の目線は釘付けになる。

お、大きい・・

薄暗い店内、チェリーピンクの照明。

深い谷間、白磁のようにきれいな胸の肌。

吸い込まれている僕の目を、

首を横にしてのぞき込む彼女「こんばんわ!」

ああっと・・・今更平静を装って挨拶を返す僕。

彼女は肩をすくめて、サマンサ・タバサのピンク色のポーチから

名刺を取り出した。ギャル文字で 亜鈴(はーと) と書かれている。

「亜鈴です、よろしくね♪」

「よろしくです」

返事を返しながらも僕の目線はやっぱり胸に。

亜鈴て・・・パンヤのアリンとは関係ないだろうけど、

アリンの胸くらい大きい、大きすぎる。

「また胸見てる」彼女はまんざらでもなさそうに笑った。

「あまりにも大きくて・・・何カップなんですか?」ありがちな質問。

「ワールドカップよ」

「ええっー」

意外な答えが結構ツボ。

ああ、おっぱいタイムが来たらこの胸を揉むことができるのだ・・・

他愛ない話をしていると、やおら音楽のテンポが上がった。

「さあお待ちかねのおっぱいタイムです」

田中リングアナの早口アナウンス。きたー

「それじゃあ・・・上乗るね」

妖艶に微笑んで彼女は腰を浮かせた。そのときだった。

『アリン・・・まいります!』

僕の携帯から鳴り響く着ボイス。

やかましい店内でもしっかり通る声。さすが声優。

この場面で出る訳いかないのでそのまま通話終了ボタンを押す。

「それ・・・リリカルボイスクラブの声じゃない?」

彼女は腰を浮かせた姿勢のまま僕の顔を見た。

「えっ、わかるんですか?」

「うん、そのクラブなかなか出なくって」

「もしかして亜鈴って名前・・・」

「そう~パンヤのアリンから取ったの!」

本当にそうだったのか・・・

セクシーパブで付いた女性がまさかのパンヤ好き。

「それでね聞いてよ、リリカルのためにガチャ120回もまわしたの」

「まじか」

彼女は腰を戻して興奮ぎみに語りだした。

最近のアリンのセルデザはレベルが高いとか

アリンのフェアリーテール衣装はわりとすぐ出たとかetc

うんうんと頷いていたが、よく考えたら今おっぱいタイム・・・

やがて音楽のテンポが元に戻り・・・

「おっぱいタイム終了です!」

「あ、ごめんなさい。ついついパンヤ話を」

口に手を当てて謝る彼女に僕は首を横に振った。

「いや、僕も楽しかったよ・・・」

なんという紳士。

「また遊びにきてくださいね」

「はい」

指名が入ったらしく挨拶もそこそこに席を離れる彼女。

延長の案内をやんわり断り・・・僕は店を出た。

次は指名するんだ―

固い決意を胸に僕は夜の繁華街を後にした・・・

------------------------------

なんだこれ(笑

大人向け恋するパンヤ。

お楽しみいただけただろうか・・・

例によって妄想乙。

いろいろ失いそうだがたまにはいい、よね?

何人かにフレ解除されてたらどうするよ(笑

それではまた。

あーりんあーりん( ゚∀゚)o彡゜ 

はじめに
キャバクラで席についた女の子がパンヤ好きだったら
カフェで隣の席に座った女の子がパンヤ好きだったら
セルフ職人に突撃オフ(前編)
セルフ職人に突撃オフ(中編)
セルフ職人に突撃オフ(後編)
クラブねこんさ立ち上げ
セクシーパブで席についた女の子がパンヤ好きだったら(18禁)
無言部屋でパンヤをしているリア充の裏側
「お見合いパーティーinパンヤ」のご案内
ねこんさ終了のお知らせ

| | コメント (20)

恋するパンヤ⑦

Mark_2 

クラブねこんさ立ち上げます!

まずはクラブメンバーを募集するお。

セルフを描いている人はもちろん、描きたいと思っている人、

見るだけの人、買い専門の人・・・それぞれのセルフ好きが

交流できるクラブにしていく。

-----------------------------------------------------

参加条件

セルフが好きなこと

クラブの特徴

セルフに関するイベントを実施する

ゴルフは一切しない

W杯開催期間は完全に活動停止

イベント

クラブねこんさセルデザコンテスト

3ヶ月に1度、勝手にセルデザコンテストを実施。

クラブメンバー内で話し合い最優秀作品を勝手に選定する。

自主的セルフカットインコンテスト

年に1回、勝手にセルフカットインコンテストを実施。

最優秀賞に選ばれた作品は公式イラスト掲示板に貼り付け。

バロンドール

年に1回、著しい活躍をした人にバロンドールの称号を授ける。

大変な名誉。他に自慢できる。

裏の2号店開設

2

2号店への 登録ができなかったセルフや版権物、削除確実セルフを

リスト化して展示。作者と直接コンタクトをとることができる。

完全会員制。クラブメンバーのみ閲覧可。

定例会

ツイッター上で適時話し合う。

決まった時間にチャットルームに集まる必要はない。

-----------------------------------------------------

上記のようなクラブにしていこうと思ってるんだ。

セルフを通じて知り合った関係を楽しく深めていきたいな。

入会希望者、もしくは質問のある方はコメントよろり(*゚ー゚*)

目指すはセルフ系クラブのトップ。

まずはクラブ設立のために7人・・・

入会待ってるよ!ヽ(´▽`)/

妄想クラブ乙・・・

こんなんつくる予定・・・ねーよ(゚ー゚;

はるれいは一度だけクラブに所属したことがあって。

Jリーグ好きの集まるクラブだったんだけど

全く参加できないまま唐突に辞めてしまって。

迷惑かけた気がして、その後クラブ入会を躊躇するようになった。

フリーのわしを誘ってくれるクラブも数件あったんだけど、

そんなわけでお断りしていた。

そもそもゴルフしない、放置多すぎ、プライド高めだしさ(^-^;

でもクラブでまったり話したりゴルフするのって楽しそうだと最近思う。

前向きに入会しようかなと思っている今日この頃なんよ(o^-^o)

はじめに
キャバクラで席についた女の子がパンヤ好きだったら
カフェで隣の席に座った女の子がパンヤ好きだったら
セルフ職人に突撃オフ(前編)
セルフ職人に突撃オフ(中編)
セルフ職人に突撃オフ(後編)
クラブねこんさ立ち上げ
セクシーパブで席についた女の子がパンヤ好きだったら(18禁)
無言部屋でパンヤをしているリア充の裏側
「お見合いパーティーinパンヤ」のご案内
ねこんさ終了のお知らせ

| | コメント (12)

恋するパンヤ⑥

セルフ職人に突撃オフ【後編】

「銀翼さんもうすぐ着くって」

メール情報を伝える僕の目を、じっと見つめるえみみん。

「どうしたい、えみみん?」

表情を変えずにつぶやく彼「誰かに似てると思って」

「たまに言われるのはくるりの岸田さんかな」

本当のことをいうとドランクドラゴンの鈴木に近いのだが

オシャレ度から"くるり岸田"と言い張ることにしていた。

「大野くん似じゃなくてガッカリしたよ、あたいは」

眉をひそめるネイさん。

そんなわけないやろと僕は弱々しくツッコむ。

「しかし銀さんはどんな人だろうね~」と王子。

「かっこいいボディコンロック風の衣装つくってるから、

その世代の人かもよ」僕の予想に皆同意を示してくれた。

シーグリーンの瓶から墨色の酒器へ。

両手で抱かれるように注がれた液体は

ルノアールが表現する光のように弛んで沈む。

悪魔によってもたらされた焼酎"魔王"に口づける男たち。

そのとき、接客係がやってきて言った。

「こちらです」

背後の人間に向けて案内している。

銀翼さんかな?

僕は立ち上がって笑顔を向けた。

「お酒くさいなあ」

現れたのは少年だった。中学2年生くらいか。

H&Mの黒ジャケットとジーンズ。靴は青色のクロックス。

聡明そうな整った顔を歪ませて立っている。

(誰の子だよ!)

僕は振り返って問いかける視線を向けたが皆困惑顔。

「・・・席間違ってない?」

神妙に尋ねる僕に少年は首を横に振った。

「だってここですよね?セルフ職人に突撃オフの集まり」

「そ、そうだけど」答える僕に彼は言った。

「銀翼です」

「えっ」

「遅れてごめんネー、僕オレンジジュース」

彼は自分で注文を入れてネイさんの横に座った。

年は聞いたことなかったけど・・・銀翼さん子どもだったんだ。

それなのにあの大人っぽいセルフの数々。

ボディコンなんてどこで覚えたんだろう・・・

「すっごい美人」

銀翼少年はネイさんを見上げて目を輝かせた。

ニヤリとするネイさん。彼の頭を抱えて自分の胸に埋もれさせた。

「いい子ね。お礼よ」

「うぉい」野太い声を聞いて慌てて離れる銀翼少年。

その顛末にみんな大笑い。

「セルフの参考にしてもらおうと思ったのに」

「男は参考にしないいい」憮然とする彼がまた面白い。

そのときだった。

「―いませんか!?」

キャメロットオレンジの店内に大声が響き渡る。

従業員の男性が物々しい表情で各席を走り回り

お客さんに声を掛けている。

「セルフ職人はいませんか!?」

そう叫んでいる?

聞き間違いかと思ったがみんなもそう聞こえるらしい。

セルフ職人て・・・?

従業員の男性が僕たちのテーブルにもやってきた。

「セルフ職人は・・・いませんか!?」必死の形相。

「あ、あの、僕たちセルフ職人です」

困惑しながらも正直に答える。

「ええっ本当ですか!?」

「一応、そうだと思います」

「よかった・・・実はですね」

彼の話はこうだ。

店の向かいにある高級マンションの一室でトラブルがあり、

大騒ぎになっているのだという。

そのトラブルというのが

パンヤのセルフデザインの衣装を自作して友達にプレゼントする

約束をしていた女性がどうしてもうまく描けなくて、

自暴自棄になって部屋を放火しようとしている―

というものだった。見かねた母親が警察に通報。

警察はこの状況を打開するため、

彼女の代わりにセルフを描いてくれる職人を捜すことにした。

そこで現場に近いこの居酒屋が協力してセルフ職人を

捜していたところ僕たちを見つけたと・・・そういうわけだった。

「放火を止めないと!」僕はみんなに言った「協力してあげよう」

王子はもちろんとばかりに目を細め、ネイさんは妖艶な笑みを浮かべた。

えみみんは極小ビーズのダッフィーを撫で、銀翼少年は腕をまわした。

「ありがとうございます!」

従業員は大喜びして、僕たちを現場に案内すべく先導して走り出した。

従業員と警察官に案内されてマンションに到着。

疲れ切った表情の母親が僕たちを出迎えた。

「ご迷惑おかけします」挨拶もそこそこに閉じられた部屋を指さす。

"おりりの気まぐれ部屋"というプレートのかかった重苦しい扉。

「ここに娘がいます。どうしても描けないから火をつけて全部燃やすと

大騒ぎしているのです・・・」

セルフにそこまで熱くなるなんて・・・

「おりちゃん、セルフ職人の方が来てくれたわよ」

母親は大声をあげた「代わりに描いてくれるんですって。開けて頂戴」

「・・・誰よ?」と反応する女性の声。

「はるれいと王子とネイ・アーシュ、それからえみみんと銀翼の5人です」

僕が答えるとゆっくりと扉が開いた。

「マジでマジで?」

普通の女子高生だった。

ミディアムショートの茶髪とあずき色のジャージ姿。

猫目の下に半紙に滲んだ墨汁のようなクマができている。

「有名な職人じゃん!代わりに描いてくれるって本当?」

「任せてよ」彼女を安心させるように大きくうなずく王子。

「キャラクターは?」銀翼少年が問うと、彼女はPCモニタを指さした。

腰に手をやりポニーテールを揺らしているエリカ。

「ようし、やろうぜ」「おう」

銀翼少年が慣れた手つきで肌色を調合して胸を描く。

首元の線も独自のテクニックで消して見せた。

次に王子が席に座り、シャツとパーカーをさらりと描く。

大きなブラシを容易に操り描き出されるパーカーの立体感。

次にネイさんがパーカーの要所に編み目を織り込み、

アクセントをつけて服の質感を際立たせていく。上着完成。

僕がデニムを作成。経験と実績に裏打ちされた技を披露。

形のできたデニムにえみみんが大きめのベルトを取り付け、

パンダワッペンとスパンコールを散りばめる。スカート完成。

そうして職人の技を結集させたエリカのパーカー&デニムが完成した。

言う事のない出来映え。各職人の良さを凝縮した作品である。

「これで友達に渡せるかな?」

終始目を丸くしていた彼女。

何度もうなずいてお礼を述べた。

「はい!これなら喜んでくれると思います!」

「それはよかった。もう放火なんてバカなことを考えるんじゃないよ」

「はい!」

「何だか変なオフになっちゃったね」居酒屋に戻り僕は頭を掻いた。

「まさか描くとは思わなかったけどね」嬉しそうに苦笑する王子。

「男たちと絡めてあたいは最高だったよ」変な表現をするネイさん。

「ダッフィーかわいい」とりあえず満足そうなえみみん。

「全然話せなかったけど、まいっか」はにかむ銀翼少年。

池袋の宵闇に溶けていく男四人と美女(?)一人。

またパンヤ島で会おうね。

再会を誓い、僕たちはそれぞれの家路に歩き出した。

この空・・・WIZWIZの空と繋がっていたんだな。

星も見えない曇り空。僕には輝く何かが見えた気がした。

FIN.

------------------------------------------------------

さあ、皆さんご一緒に・・・

ねーよ!(゚ー゚;

本当にありがとうございました(笑

ようやく完結。

3話分も読んでくれた方、本当に感謝。

書き終えられたのは期待してくれたみんなのおかげでし。

全てはるれいの妄想ストーリー。

本当のことではないので信じないでね。(誰も信じないわな)

今回のテーマは*mellow*さの提案からはじまった。

「セルフ職人のオフ会って設定どう?」

それ面白いかも・・・と思って想像してみたら止まらなくなり。

よい提案をありがとう~考えてるだけで楽しかったさ。

快く許可してくれた職人のみんなに感謝。

そしてごめん(笑

ネット以外でのみんなのことはよく知らない。

だけど絵は人を映す鏡。

愛されるセルフをつくれるみんなの人柄は

間違いないとわしは信じているお。

それではまた、次の妄想で(笑

はじめに
キャバクラで席についた女の子がパンヤ好きだったら
カフェで隣の席に座った女の子がパンヤ好きだったら
セルフ職人に突撃オフ(前編)
セルフ職人に突撃オフ(中編)
セルフ職人に突撃オフ(後編)
クラブねこんさ立ち上げ
セクシーパブで席についた女の子がパンヤ好きだったら(18禁)
無言部屋でパンヤをしているリア充の裏側
「お見合いパーティーinパンヤ」のご案内
ねこんさ終了のお知らせ

| | コメント (22)

恋するパンヤ⑤

セルフ職人に突撃オフ【中編】

池袋駅東口から5分。

週末の創作居酒屋 dance はその名の通り躍動していた。

喧騒の中をブーメランのように行き交う接客係、踊る厨房。

煙草の匂いと肉の香りがキャロットオレンジに照らされて燻ゆる。

ほぼ満席状態の店の一角に案内されて3人は席に着く。

予約しておいてよかったと僕は胸をなで下ろした。

取り急ぎセルフ職人の出会いに祝杯。

「今日は王子のおごりだったよね?」

僕の問いかけに、ええっ?と困惑する王子。

コンテストの賞品あるじゃんと言うと、

「もうないよ」と彼は右手をひらひらさせた。

「何に使ったん?」

「嫁に半分取られて・・・後は家のものを買って終わり」

「天下の王子も嫁には敵わないか」

ちぇっと舌打ちする僕の携帯に着信メール。

-------------------------------------------

送信者: えみみん

タイトル: (・∀・)

ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪ えみみんです

みんな来てる~?

ダッフィーの衣装作りしてたら遅くなっちゃってwww

もうね・・・とってもかわいいんだよT00200020_0020002010470714253

途中経過をブログにアップするから見るように!

今日は間に合わなくてゴメンネゴメンネΣ(ノ∀`*)ペチ

もうすぐ着くから頭洗って待ってろよ!

(´_ゝ`)クッククク・・(´∀`)フハハハ・・( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

-------------------------------------------

「えーと」僕は省略して伝えた「えみみんもうすぐ着くってさ」

「あーあ、一瞬のハーレムタイムだったわぁ」心底残念そうにぼやくネイさん。

「いやいや、ネイさんの美しさは後世に轟くよ」意味不明なフォローをする王子。

「あら、あたいに惚れたわね」

大げさにしなを作りネイさんは王子の膝に手をかけた。

端から見たらお似合いのカップルなのに。

少しして、僕たちのテーブルに接客係がやってきて言った。

「こちらです」

背後の人間に向けて案内している。

お、えみみん来たかな?

僕は立ち上がって笑顔を向けた。

「どうも」

現れたのは男だった。

その風貌に僕は目を丸くする。

スキンヘッドにサングラス、黒スーツに白ネクタイの細身の男。

言うなればインテリヤクザ。

何かどこかで見た事ある。

ああ、そうだ、映画NANAのヤスにそっくり。

「えっと

言葉を失う僕たちに、彼は深いバリトンの効いた声で言った。

「えみみんです。よろしく」

「えみ・・・」

一様に凍り付く3人。

彼はサングラスをキラッとさせて舐めるように僕を見た。

そのあと王子を眺めて、ネイさんを眺めて・・・・・・・スッと懐に手を入れる。

反射的に身構える僕たち。

彼は懐から何かを取り出して・・・ゆっくりと僕たちの前にその手を向けた。

Carbu04m4656a

一円玉サイズの小さな小さなビーズの人形。

つぶれないように親指と人差し指でやさしく摘んでいる。

「これ、みんなの分つくってきたからあげる」

「・・・あ、ありがとう」

彼は口元をにやりとさせて、満足そうに席についた。

えみみん・・・

いつもファンシーなセルフを作っていたし、

ダッフィーLOVEだったから絶対に女の子だと思い込んでいた。

それがまさかのスキンヘッド男・・・

やっぱり一度会ってみないとわからない。

そのとき、再び僕の携帯に着信メール。

「お、銀翼さんからだ」

後編につづく(笑

はじめに
キャバクラで席についた女の子がパンヤ好きだったら
カフェで隣の席に座った女の子がパンヤ好きだったら
セルフ職人に突撃オフ(前編)
セルフ職人に突撃オフ(中編)
セルフ職人に突撃オフ(後編)
クラブねこんさ立ち上げ
セクシーパブで席についた女の子がパンヤ好きだったら(18禁)
無言部屋でパンヤをしているリア充の裏側
「お見合いパーティーinパンヤ」のご案内
ねこんさ終了のお知らせ

| | コメント (10)

恋するパンヤ④

セルフ職人に突撃オフ【前編】

「はるさん」

振り向くと長身の男性が片手をあげて立っていた。

ミディアムロングの前髪からのぞく目がやさしく笑っている。

襟の高い白シャツ、アッシュグレイのデニムジーンズ。

一目でわかった。「王子!」

表情を緩めて、彼はコクコクとうなずいた。

池袋駅東口いけふくろう像前。

地下通路を抜ける人の濁流はここで流れを失う。

待ち合わせをする人々が藻が絡まるように場の流れを堰き止めていく。

そんな週末池袋駅の夜。

僕たちはここで待ち合わせをしていた。

「今度みんなで会ってみない?」

"セルフ職人に突撃オフ"を企画したのは3ヶ月前。

僕はパンヤをしている人のリアルに興味があったし

同じセルフ職人に一度会ってみたいと思っていた。

そこで"セルフ職人に突撃"のコーナーに登場してくれた4人に

声を掛けてみたのである。皆快く応じてくれて、

紆余曲折あったけど今晩集うことになったのだった。

「ネイさんは10分遅れるって。さっきメールあったよ」

王子に伝達。僕より年上なので敬語で話そうと思っていたが

彼の雰囲気と口調が王子そのものだったので自然とタメ口になっていた。

「ほーい、了解」

彼も意に介していないようで、リラックスした表情を浮かべる。

普通にカッコイイ兄ちゃんだ。

一般的に思われがちな引きこもりとかオタクっぽい雰囲気が微塵もない。

この彼が黙々セルフ作りをしているとは誰も思わないだろう。

「すぐ来ると思うよ」

「うんうん」

世間話をしながら僕たちは大阪から来るネイさんを待つ事にした。

「うわ、すごい美人を見つけた」

不意に王子が僕の肩を叩いて、首をひねってあっちを見てと促した。

「どこ?」

すぐにわかった。

人の群れを無視して泰然と地下通路を進む女性。

A.Tらしき黒色のワンピースと同色のニーハイブーツ。

腰まで届きそうなカナリア色のロングヘアーを揺らして

いけふくろう像に向かって歩いてくる。

整った顔立ち、完璧なスタイル。

たしかにあまりお目にかかれないような美人だった。

「ほんとだ!」「でしょ?」

チャットでバカ話するときと変わらないテンションで盛り上がる二人。

共に惚けた顔して眺めていたが

彼女が近くに来たので目線を宙空に彷徨わせた。

誰かと待ち合わせしているのだろう。

(どんな彼氏と会うんだろう)

(気になるねー)

こそこそ王子とささやきあう。

彼女は僕たちを見つめて・・・寄って来た。

「やほー王子とはるれいさんだね」

「は?」間の抜けた声をハモらせる二人。

唖然とする僕たちに彼女は言った。

「ネイだよ。遅れて悪かったねぇ」

「!?」

「なに豆鉄砲くらったような顔してんの。はるばる来たっていうのに・・・」

肩をすくめる彼女の声は野太い。

戸惑う王子の手を取り、彼女は自分の股間に押し当てた。

「あるだろ~こんなナリだけどオトコだよ」

「うぉい」勢いよく手を引っ込める王子。大笑いするネイさん。

「あっはは、王子がいいオトコだったからつい

ネイさんはオカマだったのだ。知らなかった・・・。

でも美人・・・。

やっぱり人って会ってみないとわからないもんだ。

「えみみんと銀翼さんなんだけど」

気を取り直して僕は切り出した。

「結構遅くなるみたいなので二人とは飲み屋で合流ってことで」

近い人ほど遅刻するの法則だよねと言い合いながら

男二人と美女(?)一人、池袋駅の地下通路を抜けて外に出た。

中編につづく(笑

はじめに
キャバクラで席についた女の子がパンヤ好きだったら
カフェで隣の席に座った女の子がパンヤ好きだったら
セルフ職人に突撃オフ(前編)
セルフ職人に突撃オフ(中編)
セルフ職人に突撃オフ(後編)
クラブねこんさ立ち上げ
セクシーパブで席についた女の子がパンヤ好きだったら(18禁)
無言部屋でパンヤをしているリア充の裏側
「お見合いパーティーinパンヤ」のご案内
ねこんさ終了のお知らせ

| | コメント (11)

より以前の記事一覧